中古スマホを選ぶ際の注意点や購入方法、設定手順について詳しく解説します。新品のスマホは高価なので、中古スマホを検討している方も多いでしょう。ただし、中古品には様々なリスクもあるため、慎重に選ぶ必要があります。
この記事では、中古スマホを安心して購入し、快適に使用するためのポイントを紹介します。
中古スマホを選ぶ際のチェックポイント
中古スマホを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
外観のチェック
中古スマホの状態は、外観を見ればある程度把握できます。傷や凹みの有無、画面の状態などをしっかりチェックしましょう。特に、画面に細かい傷がある場合、使用時に気になる可能性があります。
また、背面や側面に大きな傷や凹みがある場合、落下などの衝撃を受けた可能性があるため、内部にも問題があるかもしれません。
オンラインショップで購入する場合は、商品画像をよく確認することが大切です。外観の状態は、その後の使用感にも大きく影響しますので、慎重に確認しましょう。
バッテリーの状態確認
中古スマホの最大の懸念点の一つがバッテリーの劣化です。バッテリーは消耗品であり、使用年数によってその性能が低下します。
iPhoneの場合、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で最大容量を確認できます。Androidの場合も、同様の機能がある機種が多いです。
一般的に、バッテリーの最大容量が80%を下回ると交換時期と言われています。このため、中古スマホ購入時には必ずバッテリー状態を確認し、新品時と比べてどれだけ劣化しているか把握しておくことが重要です。
機能面のチェック
タッチパネルの反応やカメラの撮影品質、スピーカーの音質など、各機能が正常に動作するかチェックすることが重要です。特にカメラは日常的に使用する機能であり、その性能は非常に重要です。
また、タッチパネルの反応が悪い場合、日常的な操作がストレスになる可能性がありますので注意が必要です。カメラレンズに傷があると撮影した写真にその傷が映り込むこともありますので、実際にカメラで写真を撮ってみて確認すると良いでしょう。
保証の有無
中古スマホを購入する際は、保証の有無と内容を確認することが重要です。一般的に、大手販売店では30日〜6ヶ月程度の保証が付いていることが多いです。
この保証によって万が一故障した場合でも安心して対応してもらえます。例えば、一部店舗では赤ロム保証も提供されており、その場合は利用制限された端末でも返品や交換できる可能性があります。
個人間取引の場合は保証がないことが多いため、そのリスクを考慮する必要があります。
おすすめの中古スマホ購入場所
中古スマホを購入する場所は大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
大手中古スマホ販売店
大手販売店は、多くの商品を取り扱っており、安心して購入できる環境があります。豊富な在庫と安心の保証が魅力であり、商品のランク付けも明確で状態が分かりやすいです。
また、大手店舗では専門知識を持ったスタッフによるサポートも受けられるため、不明点や不安な点について相談しながら購入できる利点があります。
店舗名 | 特徴 | 保証内容 |
---|---|---|
イオシス | 豊富な在庫と専門知識 | 30日〜6ヶ月 |
ゲオモバイル | 幅広い商品ラインナップ | 30日保証 |
にこスマ | SIMロック解除済み商品 | 1年間保証 |
家電量販店
ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店も、中古スマホを取り扱っています。実際に商品を手に取って確認できるため、大変便利です。
また、多くの場合、店員によるサポートも受けられるため、不安な点について直接質問できます。さらに、多くの場合、新品商品と同じ店舗内で展示されているため、中古品でも安心感があります。
フリマアプリ・オークションサイト
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリやオークションサイトでも、中古スマホを購入できます。個人間取引なので、大手販売店より安く購入できる可能性があります。
しかし、その分リスクも高くなるため注意が必要です。出品者とのコミュニケーションも重要であり、不明点について質問しながら慎重に取引を進めることが求められます。また、出品者評価や過去取引履歴も参考にすると良いでしょう。
中古スマホの設定方法
中古スマホを購入したら、以下の手順で初期設定を行いましょう。
初期化の確認
まず、スマホが確実に初期化されているか確認します。
設定画面から「リセット」や「初期化」の項目を探し、必要であれば初期化を行います。このステップは非常に重要であり、自分以外の情報やデータが残っているとプライバシー上問題がありますので必ず行うべきです。
アカウントの設定
次に、GoogleアカウントやApple IDなど基本的なアカウントを設定します。
この設定によってアプリストアからアプリをダウンロードしたり、クラウドサービスへのアクセスが可能になります。
また、新しい端末ではアカウント情報によるデータ復元機能も利用できるため、このステップは欠かせません。
セキュリティ設定
パスコードやFace ID、指紋認証などセキュリティ機能を設定します。
この設定によって、不正利用から端末を守ることができます。また、自分以外の人間からアクセスされないよう保護するためにも、このステップは非常に重要です。
アプリのインストール
必要なアプリケーションをインストールします。以前使用していたスマホと同じアプリを入れる場合はアプリストアから簡単にインストールできます。
この段階では、自分の日常生活で必要なアプリケーション(SNS, メール, 地図アプリなど)も忘れずインストールしましょう。
データ移行
最後に古いスマホからデータを移行します。iPhoneの場合はiCloudバックアップから復元し、Androidの場合はGoogleアカウント経由で簡単にデータ移行できます。
この段階では連絡先やカレンダー情報など重要なデータも一緒に移行されますので、自分の日常生活への影響度合いも考慮しながら進めましょう。
まとめ
中古スマホは適切に選択し設定すれば、新品と遜色なく使用できます。外観やバッテリー状態、機能面をしっかりチェックし信頼できる販売店から購入することが重要です。
また購入後には初期設定も丁寧に行うことで、安全かつ快適な使用体験につながります。中古スマホを検討している方はこの記事を参考に、自分に合った1台を見つけてください。