中古iPhoneのバッテリー劣化について、多くの方が気になるポイントですね。新品同様の性能を期待して中古iPhoneを購入したものの、バッテリーの持ちが悪くて困っている方も少なくありません。
そこで、中古iPhoneのバッテリー劣化の目安や最大容量の確認方法について詳しく解説していきます。
中古iPhoneのバッテリー劣化は当たり前？
中古iPhoneを購入する際、バッテリーの劣化は避けられない現実です。新品のiPhoneと比べると、すでに何度も充電と放電を繰り返しているため、バッテリーの状態は劣化しています。
iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、使用するたびに少しずつ劣化していきます。これは化学的な経年劣化であり、充電可能な容量が徐々に減少していくのです。
例えば、新品時には1日中使用できたiPhoneが、1年後には夕方には充電が必要になるといった具合です。
バッテリー劣化の目安と最大容量
では、どの程度バッテリーが劣化したら交換を考えるべきでしょうか？
一般的に、iPhoneのバッテリー最大容量が80%未満になったら交換時期と言われています。
AppleもiPhoneのバッテリー容量が80%を下回ると、バッテリーが劣化している旨を通知するようになっています。つまり、80%という数字が1つの重要な目安となるわけです。
バッテリー劣化の目安
- 新品時：100%（1日中使用可能）
- 90%：夕方には充電が必要
- 80%：昼頃には充電が必要
- 70%以下：数時間しか持たない
最大容量の確認方法
中古iPhoneを購入する前に、バッテリーの最大容量を確認することは非常に重要です。確認方法は簡単で、以下の手順で行えます。
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップ
- 表示される「最大容量」の数値を確認
例えば、最大容量が72%と表示されている場合、新品と比較してバッテリー容量が約30%減少していることになります。このような状態では、100%充電しても電池の減りが早く、常に充電を気にしながら使用することになってしまいます。
中古iPhoneを購入する際の注意点
中古iPhoneを購入する際は、バッテリーの状態を必ず確認しましょう。安価な中古iPhoneは電池容量が低い可能性が高く、購入後すぐにバッテリー交換が必要になる可能性があります。
バッテリー状態を確認する目安
- 80%以上：問題なく使用可能
- 70-79%：使用は可能だが、近い将来交換が必要
- 70%未満：すぐに交換を検討すべき
また、大手携帯キャリアで販売されている中古iPhoneは、バッテリー容量が80%以上であることが保証されているため、比較的安心して購入できます。
バッテリー劣化以外の注意点
バッテリーの最大容量だけでなく、実際の使用感も重要です。最大容量が問題なくても、以下のような症状がある場合は注意が必要です。
- 突然電源が切れる
- 充電が途中で止まる
- 充電しても100%にならない
- 使用中に熱くなる
これらの症状がある場合、バッテリーの不具合や他の問題が隠れている可能性があります。
まとめ
中古iPhoneを購入する際は、バッテリーの状態を十分に確認することが重要です。最大容量80%を目安に、それ以下の場合はバッテリー交換を視野に入れましょう。また、大手キャリアの認定中古iPhoneを選ぶことで、ある程度のバッテリー品質を保証してもらえます。
バッテリーの状態を確認し、適切な判断をすることで、中古iPhoneを快適に使用することができます。ただし、バッテリー以外の要素も総合的に判断し、自分に合った中古iPhoneを選びましょう。